モータトルク総合試験機の外観
モータ総合試験機測定部の構造

スピード・トルクやトルクリップルなど角度対トルクの測定をひとつのシステムでカバー。さらに、パワーメータとの組み合わせで誘起電圧測定も可能。また、環境試験機との組み合わせにも対応できます。

PC-MTS-01のおもな特長

  • メインシャフト上にブレーキ、各種センサを配置し機構をシンプルにしているので高速追従性に優れています(最大20,000 r/min)
  • 負荷制御は、実績のあるヒステリシスブレーキを、トルク検出には自社設計のひずみゲージ式トルク検出器を使用
  • 専用のモータ固定治具により芯合わせが容易かつ高精度で行えます
  • 環境試験機への対応についてもモータの固定、断熱、軸受機構において優れています

PC-MTS-01の基本構成

モータ総合試験機

  • トルク制御部:PC-MTS-01
  • トルク測定部:MTS-2N01
  • パソコン:Microsoft Windows XP/7
  • 電圧電流測定部:WT1800(横河電機(株)製)
  • 環境試験機:お打ち合わせによる

PC-MTS-01の測定データ例

θ-TモードでDCモータのコギングトルクを測定
θ-Tモードで同じDCモータのトルクリップルを測定

モータ総合試験機の仕様:負荷トルク特性測定

負荷トルク制御範囲 0.06 ~ 2 N・m
負荷トルク検出精度 レンジフルスケールの±0.5%
許容回転速度 最大20000 r/min
回転速度測定精度 レンジフルスケールの±0.2%
許容最大入力パワー 600 W 5分間

モータ総合試験機の仕様:トルクリップル(拘束時)・コギングトルク測定

トルク検出範囲 トルクリップル測定時:-2 N・m ~ 2 N・m
コギングトルク測定時:-50 mN・m ~ 50 mN・m
トルク検出精度 トルクリップル測定時:レンジフルスケールの±0.5%
コギングトルク測定時:レンジフルスケールの±1.5%
駆動回転速度 1~ 20 r/min
駆動回転方向 CW/CCW
駆動角度測定分解能 2 r/min以下の時 約0.088度
3 r/min以上の時 約0.35度

モータ総合試験機の仕様:誘起電圧測定

ワーク駆動回転速度 500 ~ 2000 r/min
ワーク発生トルク 200 mN・m以下
電圧測定 詳細は打ち合わせによる
使用可能なパソコン OS:Microsoft Windows XP/7

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