リニア負荷試験機の外観
リニア負荷試験機の構造

慣性の少ない測定を実現

力検出にはストレインゲージによるロードセルを使用し、そのロードセルを直動駆動装置で制御することで、リニアアクチュエータに加える負荷を制御します。分銅などによる加重負荷にくらべ、起動・停止時も慣性の影響の少ない負荷を実現できます。また、低速で移動しながら推力特性、コギング特性を測定することもできます。なお、力検出および負荷の制御は圧縮方向と引っ張り方向の両方向とも可能です。また、リニアスケールにより移動位置と移動速度を測定します。

リニア負荷試験機の測定項目

  • リニアアクチュエータに負荷を加えたときの速度特性
  • リニアアクチュエータを励磁したときの、位置に対する推力特性
  • リニアアクチュエータが無励磁のときの、位置に対するコギング特性

リニア負荷試験機のおもな仕様

型名 リニア負荷試験機
力検出 ストレインゲージ方式のロードセルによる
定格力 200 N/FS 圧縮/引っ張り
力検出精度 定格力の±0.5%
負荷制御範囲 定格力の10%~100%
移動距離 最大100 mm
移動距離測定精度 ±10μm
移動距離測定分解能 1μm

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