スガワラは、閃光時間が極めて短く、寿命も長い内部トリガ型のキセノンフラッシュランプの開発・製品化に本邦では初めて成功しました(1969年)。封じ切り型放電管としては世界最速の閃光時間を持つアルゴン管(40ナノセコンド)や、10ジュール入力可能なメタル管、5000ジュール可能な大光量のチューブなど様々なキセノンフラッシュランプを製造・供給しております。
スガワラではお客様の新たなフラッシュ光源のニーズに即応できる設計・生産体制をとっています。また、トリガーパック、電源もセットで供給できます。特別仕様を含めフラッシュ光源のご要求がございましたらお気軽に弊社営業へお問い合わせ下さい。
キセノンフラッシュランプは、コンデンサに蓄積されたエネルギーを瞬間的に印加、放電することで大光量のパルス光を発生させることができます。瞬時に大光量が得られるとともに、高速繰り返し発光が可能です。また、紫外から赤外への連続したスペクトルをもち、人工的に作りだす光としては最も太陽光に近いスペクトルを特長としています。また、使用するガラス材によって、あるいは光学フィルタを装着することで出力スペクトルを変化させることができます。
可視光は、写真・ビデオ撮影や高度閃光警告灯などに使用されています。
赤外線では、赤外線カメラ用光源や加熱用パルス熱源として使用されています。
紫外線は、医療用・分析機器用光源として、また、蛍光塗料用ブラックライトなどとして使用されています。
感熱紙を黒化反応させたり、よりパワーの必要なアニーリングなどに用いる瞬間的熱源としてのキセノンフラッシュランプです。
低廉なコストで超短パルスの照射を可能にします。精密な光学系の設定が不要。封じ切り型なので光量が得られるとともに、装置としてコンパクトなので使い勝手にも優れています。また、閃光時間に応じて他のモデルも選択できます(閃光時間40 nsec、75 nsec、光量倍増型180 nsec)。
微小なワークをCCDカメラ等で画像情報として取り込むのに適した光源です。分光特性は、デイライトに近似し、一般的にカメラの感度との相性が良く、また、ライフは1×108回の発光を保証。
50ジュール入力の大光量キセノンフラッシュランプ、ランプの寿命も30000時間を実現。
X-71の場合、単価は\11,000におさえられています(1ロット20台)。OEM対応においてより安価なキセノン管の供給が可能です。