X接点出力をとりだせばシャッターのタイミングに連動してストロボスコープが発光し、より本格的・専門的な高速現象の写真・画像を撮影することができます。一眼レフタイプのデジタルカメラであれば、X接点出力がオプションで用意されている場合が多いので各カメラの取扱説明書などでお確かめください。
一般のビデオカメラは30フレーム/秒(秒30コマ)で映像記録しているので、ストロボスコープを30Hz固定で発光させれば同期発光します。より確実に同期をとる方法としては、ビデオ垂直信号から同期信号を分離させるビデオセパレータを用いる方法があります(ビデオセパレータ VS-2)。この方法を用いれば、ストロボスコープは、垂直信号に正確に同期し、チラツキ感のないストロボ映像が撮影できます。
実射弾丸の弾道は、上下左右に微妙にぶれるため、面でとらえるエリアセンサ(製品名:フォトスクリーン)で弾丸の通過するタイミングをとらえ、ストロボを発光させ撮影します。 詳しくは、「フォトスクリーン」のページをご覧ください。
スクリューの径や水槽の条件にもよりますが、60W以上の強力なストロボで閃光時間の短いもの(5µsec以内)が必要です。スクリューの羽根の位置や撮影のタイミングを調整するには、パルスジェネレータが有効です。 ご参考までに「スクリュープロペラのキャビテーション撮影」のページもご覧ください。